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放課後等デイサービス カモミール🌼職員研修で「合理的配慮」について学びました

5月19日、カモミールと姉妹事業所のクローバーの職員研修を行いました。特別支援教育士の方を招き、「合理的配慮」について学びました。今回は、私達だけでこのお話を聞くのはもったいない…と、日頃交流のある事業所にお声かけをし、当日は、富士市富士宮市の放課後等デイサービスの職員、約20名が集まりました。

主に、LD(学習障害)の理解と支援について、具体的な事例を基に、講義を聴きました。「合理的配慮」と聞くと小難しいかんじがしますが、子ども達は「教育を受ける権利」があり、それを保障するための個別の対応と考えると、すーっと納得できます。

怠けているわけではなく、脳の仕組みとして困難なことや苦手がある。

それらは、個別の対応をすることでトラブルの要因を取り除けたり、その子なりのやり方でできることがあったりします。学校に行こうという気持ちや授業に取り組む意欲を、子ども達が持ち続けるための工夫が大切です。

 

事業所で使ってみたアイテムややり方は、時にはうまくいくし、そうでない時もあります。その子のことを一番よく知る保護者が、その子に合った方法を知っていて、すでにやっていることもあります。保護者と情報共有しながら、その子が「これならできる」と思える具体的な支援を、今後も探り続けていきたいなと思いました。

 

そして、その支援を、学校の面談やケース会議の場で学校と共有することで、その子の学習環境が整ったり、活動がスムーズになったりします。保護者と学校、そして私達は、子供が意欲的に学校生活を送れることを望んでいます。そのためにできることが、3者、それぞれにあることを、改めて思う研修となりました。