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放課後等デイサービス カモミール🌼防災訓練…上級生のふるまい

カモミールでは、年に2回、防災訓練をしています。5月下旬に、地震を想定した避難訓練をやりました。

アラームがなると、学校での訓練の成果もあり、子ども達はすばやく机の下にもぐることができました。

屋外への避難では、順番に靴を履き、全員がヘルメットを着用できました。

避難場所への移動もスムーズで、これまでに何回か防災訓練に参加している子は慣れているなあと感じました。

スタッフは防災用食料の運搬をするのですが、今回からリュックサック3つに分けて3人で運搬しました。一人一人の負担も減るし両手も空くので、リュック作戦は大成功!

前回の反省点を改善することができました。

 

そして、今回も、子ども達は防災クイズに挑戦。

2グループに分かれ、パソコンでNHKアーカイブスの「地震だ、どうする?どーもくん」に取り組みました。

学年の大きい子が、声を出して問題文を自然に読み始めます。下級生が「2!」「3だよ!」と答えますが、パソコンで選べる答えはひとつ。

ここで、4年生のAくんが「ちょっと待って」と下級生を落ち着かせ、ひとりひとり順番に答えを聞いていきました。最後は、大きな声が苦手だったりおしゃべりが少ないBちゃん。

Aくんは、みんなの意見をまとめて、「3番でいい?」と穏やかな声でBちゃんに聞きました。「うん」とうなずくBちゃん。「じゃ、3番ね~」とパソコンに3番を入力します。全部で5問、グループで協力して解答できました。

 

Aくんがカモミールに通い始めたときは2年生。4年生になり、自分より上の学年のお友達は少なくなり、下級生の数の方が多くなりました。Aくんのやさしい一面は、これまでも見られましたが、このグループをまとめる行動が、あまりにも自然にできていて、Aくんの成長を感じました。

 

お家での様子もうかがうと、以前より妹の面倒をみていたり、夜勤のお父さんのために妹に「静かにしようね」と声をかけて静かに遊んだりする姿があるとのこと。まわりの人の状況を把握し、それに合った行動ができるようになってきていることをお家の方とも共有でき、うれしくなりました。