今日は、みんな学校が早く終わったので、少し遠出をして「カニ」を捕りに行ってきました。
出発前は、カニ捕りと聞いてテンションが上がる子や、よく分からず不安そうな子と反応は様々でした。
現地に到着し、実際にカニを見つけると、
「うわー!いっぱいいる!」
「大きいのがいるよ!」
と、みんな大騒ぎです。
仕掛けを作る時には、
「どうやって作るの?」
「これであってる?」
など、みんな積極的に参加していました。
仕掛けを作り終わり、子供達は場所を探して移動していきました。
すると、
「たくさんいるけど届かないよ」
「どうやって降りよう…」
という二人の声が。
実はこの場所、カニが多く生息する所は土手の下の方で、近くに行くには不安定な土手を少し降りる必要があります。
スタッフがサポートしようと声を掛けるその時に、また二人の会話が始まりました。
「あたしが掴んでてあげるから降りていいよ!でも滑りそうだから気をつけてね!」
「ありがとう!少ししたら交代するね!」
この二人の会話を聞いてハッとさせられました。
大人が介入するのは簡単です。ですが子供達が自分達で何とかしようとする、一歩を踏み出そうとする機会を奪うことにもなるかもしれないなと感じました。
その後も二人は、場所を交代しながら楽しそうに何度もチャレンジしていました。
捕まえられた子、捕まえられなかった子、サポートに徹した子と、様子は様々でしたが、
みんな笑顔で楽しそうにしてくれていました。