先週土曜日のプログラムは、外食体験「おこのみやき(又はやきそば)を、自分で焼こう」。
お出かけの前に、作り方を確認します。
●おこのみやきは・・・まぜる、鉄板に入れる、形を整える、裏返す、よく焼く、味付けする
●やきそばは・・・野菜と肉を焼く、めんを入れる、まぜてよく焼く、味付けする
さて、お店で注文の品が届き、手順を思い出して、子ども達が焼き始めます。
子どもにとって、一番難しいであろう、「おこのみやきを裏返す」場面になると、
「無理無理、失敗しちゃう~」と不安の声。
特に1回目は、まだ、上面がやわらかいので、難易度も上がります。
スタッフが、自分のお好み焼きを裏返すところを先に見せると
「やってみる!」と元気な声。
でも、いざ、へらを持って、お好み焼きを裏返そうとすると、形が崩れます。
「やっぱ、無理。やって~」
ということで、1回目の裏返しは、スタッフがやりました。
そして、2回目。
「今度はやるからね。見てて、見てて。」と気合十分で、へらを持って構えます。
結果は・・・大成功!
「できたよ~」
「やった、やった」「じょうずじょうず」周りの友達も喜びます。
また、鉄板から自分のお皿にもりつけするときのこと。
1回目は、へら1本で片手でもりつけたところ、おこのみやきがひっくりかえってしまい、お皿から少し出てしまいました。
「2本の方が、いいかもな」
とつぶやくAくん。
2回目は、2本のへらで、慎重にお好み焼きをお皿に運び、きれいにもりつけることができました。
「うまくいったよ」と笑顔☆
1回目にうまくいかなくても、2回目を工夫して挑戦してみる。そのチャレンジする気持ちが、すてきだなとうれしくなりました。
ドリンクバーでは、Bちゃんが「アイスココアを飲みたいけど、やり方がわからない」とスタッフに言いに戻って来ました。
最初に氷をグラスにいっぱい入れて、それからココアのボタンを押すよ。熱いココアが出てくるから、氷がすぐに溶けるよ。と説明し、一緒にやりました。
1杯目を飲み終え、アイスココアをおかわりする、とのこと。
「ひとりでできるかな?」と聞くと、「大丈夫」と心強い返事。一緒に行き見守っていると、先ほどの手順通りに、一人でできていました。
1回目は手順を覚え、2回目はその手順をひとりでやる。
これも、「やってみよう」という気持ちがあってこそ、できる行動。
1回目の不安や失敗を乗り越え、2回目に進む気持ちを、これからも応援していきたいと思います!