こんにちはカモミール🌼です。
先日、児童館へ行った時のひとコマ。
A君、B君の2人は、壁に貼られた玩具一覧を何度も見ながら
「あれ面白そうじゃない?」
「これ面白かったよ」
と相談をしながら自分たちが遊ぶ玩具を決めていました。2人で何度もやり取りをし、玩具を決定。児童館職員さんの所へ行き、手続き(玩具名の伝達と名前、時間記入)を済ませます。
楽しそうに玩具を組み立てゲームスタート。
それを見ていたC君が近寄ってきました。
最初は2人のプレイを見ていたのですが、自分もやりたくなったのか、
「次、やらせて!」
と2人に申し出ます。それに対する2人の返答は、
「始めたばかりだからまだダメ」
でした。その返答を不満に感じたのか、C君がプレイ中の玩具に手を出したり、使っている玉を隠したりし始めました。その行動をされた2人は、
「やめてよ。邪魔しないで」
と伝えますが、C君の行動はエスカレートするばかり。するとB君が落ち着いた話し方でC君に声掛けをし始めました。
「C君もやりたいよね。今やってる1回が終わったら、交代するね。その後からは、3人で順番にやろう。それでもいい?」
すごく穏やかに、1年生のC君にもわかりやすい説明でした。
「じゃ待ってるね」
C君もB君の説明に納得できたようで、そこからは邪魔をすることなく待つことが出来、約束通り交代をしながら、仲良く遊ぶことが出来ました。
相手に寄り添い、気持ちを汲み取って優しい声がけをする。簡単なようでとても難しい事です。
日常的に支援をしているスタッフですら声がけの仕方を間違える事も少なくありません。
B君から教わった「声掛け、心構え」を今後の支援に活かしていきたいと思います。