先日、子ども理解と支援技術向上の研修を、外部講師2名を招いて行いました。
特別支援教育士の講師からは、SST教材の「表情チップ」を活用した事例を、
スクールカウンセラーの講師からは、自分の気持ちも相手の気持ちも大切にしようとする自己表現の「アサーション」の事例を学びました。
行動にはきっかけがあり、結果がある。
その時の気持ちをゆっくり聴くこと、周りの人はどんな気持だったのかを一緒に考えること、それを踏まえてどんな解決策があるかを探り、自分ができることを決める。
頭にくることやカーっとなったとき、どんな行動をとったらよいのか。自分にとっても相手にとっても「お得」になる選択肢を考えて、決める。
言葉にしてもらうことで、自分たちの支援を見つめ直す機会となりました。
研修を終えて、「表情チップ」のさらなる活用法を知れたことが、よかったです。
また、特別な技術と捉えるのではなく、子どもの気持ちに寄り添って、じっくり話を聞きながら、よりよい方法を見つけていく…、これまでと同じでいいんだな、と再認識することもできました。