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放課後等デイサービス カモミール🌼保護者会を開催しました

11月上旬、令和5年度の保護者会を開催しました。

昨年の反省を生かし、12月の実施だと子供会の行事や習い事の発表会などで参加しづらいという状況を改め、11月の実施となりました。

 

今年度は、初めて、保護者を対象とした講話を行いました。

先日、職員研修で聞いた講話がとてもわかりやすく、心にすとんと落ちたため、保護者向けに内容をアレンジしていただき、同じ講師に来ていただきました。

子どもとの関わりで大切にすることは、「家庭」でも「療育の場」でも同じです。

大人は子どもの学習面に目を向けがちですが、その子の「一生」を考えたとき、【ライフスキル】は本当に必要な力だと思います。

ライフスキルについて、その内容と、スキルが必要な背景、そして、実際の関わり方のポイントを、わかりやすい資料を見ながら、お話を聞くことができました。

講話の後はグループに分かれ、普段はお迎えの時にちらっと顔を合わせるだけの保護者さん同士、自己紹介や講話の感想等をトーク。どのグループも話に花が咲き、にぎやかなうちに保護者会を終えました。

 

放課後等デイサービス カモミール🌼お誕生日会

10月のお誕生日会が行われました。
今月は、A君とBちゃん2人が主役🌼

2人とも皆に注目されるのが恥ずかしいのか、なかなか姿を見せてくれません。

お兄さんのA君が、「隅っこにいてもいい?」と聞いてきました。

もちろんいいよ、と返事をすると意を決したようにお部屋に来てくれました!

つられるようにBちゃんも😄

カモミールに通うようになって、少しずつ少しずつ色んな事に参加できるようになってきたA君、お誕生日会も戸惑いながらも参加してくれた姿にスタッフ一同感動でした🥺

みんなからHappyBirthdaytoyou〜♪歌のプレゼント♪

カモミールからキャンディレイと写真いっぱいのメッセージBirthdayカードを渡しました。
2人は、メッセージを嬉しそうに読んでいました。

クイズ大会・手作りおやつ
みんな笑顔で楽しい誕生日会でした。

ひとつ大きくなった子ども達
素敵な1年になりますように✨
お誕生日おめでとう🎉

放課後等デイサービス カモミール🌼みんなで決める

公園に向かう車中での一コマを、みなさんにご紹介します。

その日は、公園に向かう車中で、子供たちが着いてからの遊びについて話をはじめました。

その中の一人、H君が「鬼ごっこしない?」と提案しました。
そこから「増え鬼?氷鬼?変わり鬼?」と、鬼ごっこの種類で議論が始まりました。

H君は、みんなの意見を聞き取り、多数決の結果「氷鬼」に決まりました。

一人だけ「増え鬼」を選んだ児童M君が「じゃあやらない!」と怒ってしまいました。
H君は、その子に優しく問います。

H君「氷鬼の何が嫌なの?」

M君「捕まったら、その場で待たなきゃいけないから暇だもん」

氷鬼とは、鬼に触られた人は、逃げている仲間に触ってもらうまでは、その場から動けない、というルールがあります。

H君は少し考え、

「じゃあ待ってる間、遊具で遊んで待ってるっていうのはどう?」と提案しました。

M君「それなら…暇じゃないね!」
H君「良かったぁ」

H君は、そこで終わらずに、全員に同じ質問をし、全員で細かいルールを決めていきました。

マイペースで周囲の意見を聞くことが苦手だったH君が、周囲の意見に耳を傾けながら提案をしていく姿に、とても感動しました。

自分達で決めたルールで伸び伸び遊ぶ子供達。いつもより、ほんの少し笑い声が大きいような気がしました。

放課後等デイサービス カモミール🌼挑戦するからこそ

この日のプログラムは、外食体験。

メニューを決める、注文する、焼く、に挑戦。

お店の人に声を出して注文する子、メニューを指差して注文する子、それぞれにできるやり方で注文できました。

 

さて、頼んだメニューが席に届き、緊張の「焼く」になりました。

おやくそくで確認した順序で、やきそば、お好み焼きを焼いていきます。

お好み焼きをひっくり返すのがむずかしいことを知っている子は、ドキドキ。

ヘラを2本持ってシミュレーションしてから、いざ本番。

成功したときの喜びは、挑戦したからこそ感じられる喜びです。

自分で焼いたものを食べる…みんなで食べる…いつもより、なんだかおいしく感じました!

放課後等デイサービス カモミール🌼職員研修を行いました

10月6日、職員研修を開催しました。

カモミールとクローバーの全職員と富士市の事業所さんと合同で、参加者は約20名。

特別支援教育士の資格をもつ外部講師をお招きし、支援について学びました。

 

子どものできていることに目を向けて伝えていくこと、困りことが減るような手助けや声かけをしていくことを、今後も大切にしていきたいと、改めて思いました。

 

放課後等デイサービス カモミール🌼城山フェスタ

カモミール近くの城山地区で行われた城山フェスタというイベントに、子ども達と参加してきました!

お財布には事前に決められた金額を入れて、お買い物体験をします。

クローバー商店も出店していましたよ😄

 

ポテトフライ、フランクフルト、アイス、くじで引くおもちゃ、等など…

どれも魅力的なものばかり♡

一周全部見てから決めたい子、目についた物をすぐ買いたがる子と色々な様子が見られました。

 

一緒に回ったAくんは50円のくじびき(生き物シリーズ)にチャレンジ✨

お目当ては大物のこうもりやへびです。

1回目…さそり

2回目…またさそり

3回目…げじげじ虫

なかなか大物は当たりません。

諦めるかと思いきや、

「残り○○円だから、後何回できるよね!」とまたまたチャレンジ!!

4回目、5回目と同じものが当たり…

いよいよ最後の1回。

両手を合わせて拝みます🙏

 

 

「○番、どれだ?どれだ?

あ…へびだーーーーーーーー!」

念願のへびが当たりました🤣

Aくんの諦めない気持ちに神様が答えてくれたようですね。

周りのお友達も一緒に喜びます。

素直な心で、嬉しい時は一緒に喜んであげれる気持ちを持っているって素敵だなと改めて感じました😊

 

放課後等デイサービス カモミール🌼子どもの「なぜ」を考える

長い夏休みが明けましたね🌻

先日、夏休み中に成長したカモミールのお庭の草取りを子どもたちに手伝ってもらいました🌱

 

一生懸命草取りのお手伝いをしていたAくん。

Aくんが急に「花とっていい?とりたい!」と言い出しました。

 

大人は「お花がかわいそうだよ」とAくんが花を摘むことをとめました。

それでもお花を摘みたいAくん。

大人たちの顔色をうかがいながらも、ついに花を摘んでしまいました。

すると、摘んだ花を持ってAくんが草取りをした場所に一目散に移動しました。

Aくんの様子をのぞいてみると...

駐車場用の看板下に、摘んだ花が飾ってありました。

 

Aくんは自分がきれいに草取りした場所にあった看板に花を飾りたかったのです。

 

Aくんがなぜ花を摘みたいか聞かなかったことを大人が謝ると、Aくんは「いいよ」と言って照れくさそうに笑ってくれました。

 

行動や感情の表出には、そこに至るまでの理由があります。

目の前の状況だけを見て判断せず、子どもの言動に常に「なぜ」という視点を持った支援をこころがけていきたいと、改めて感じたできごとでした。